トモダチリーダーシッププログラム(デトロイト市)で、シャイノラを訪問し、店のオーナーとお話することが出来ました。
彼は、デトロイトで生まれ育ったそうで、「デトロイトが裕福だった時代→経済状況悪化→市の財政破綻→人口減少+犯罪増加+薬物蔓延+希望がない→復興(始まったばかり)を自分の目で見てきて、移住をしようかとも考えました。」と。
「でも、家族がいる、仲間がいる、ここは僕の故郷だ!」という想いから、靴磨きのお店の名前を買い、デトロイトの復興のシンボルとして、革製品・時計・自転車等、メイドインデトロイトブランドを立ち上げ、今では、雇用を生み、少しずつデトロイトに人々が戻ってきているのを見ると嬉しく思うし、故郷の為になれていて、誇りに思うと仰っていました。
デトロイトの財政破綻というマイナスイメージを、逆に「復興・再生のシンボル」というプラスの力に変えて行動しているところは、とても感銘を受けました。